植物性なのに消化がしやすい!犬にとっての豆乳とは?

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犬はミルクが大好きです。
ドライフードにかけるだけで明らかに食いつきがよくなりますし、手作りご飯のときもミルク粥にすると、水煮にしたお粥よりテンションがあがっているような……。

犬の体に優しいミルクといえばヤギミルクが真っ先に思い浮かびますが、コスト面が気になるところ。 安くて気軽に手に入るミルクといえば牛乳ですが、乳糖の問題を考えると犬の食事に使うのはためらわれます。

ペット用に乳糖が調節された牛乳もありますが、牛乳に比べるとかなり割高なのは間違いありません。

なにかいいものはないだろうか――。
そんなときに思い当たるもの、それは豆乳です。



犬に豆乳を飲ませても大丈夫?

犬に豆乳を飲ませてもいいか、迷っている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。結論から言えば、豆乳は犬に飲ませても大丈夫です。

ところで、豆乳には「乳」という字が使われていますが、果たしてミルクなのでしょうか?

ミルクを定義するとしたら、哺乳類における乳腺の分泌液。
そこから考えると、豆乳は明らかにミルクではありません。それどころか原材料は大豆ですから、言ってしまえば植物のしぼり汁です。

しかし、見た目がミルクにそっくりなうえ、たんぱく質を主とした栄養が豊富という共通点もあります。

ミルクと豆乳は根本的に違うものですが、犬の手作り食における役割としては、ある程度共通していると考えてもよいのかもしれません。



犬の体にとっての豆乳とは

豆乳の原材料である大豆は、いわずと知れた栄養満点の食材。

3割以上がたんぱく質であり、炭水化物、脂質、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸などなど、様々な種類の栄養が含まれています。

そんな栄養満点の大豆には、食物繊維も豊富に含まれています。
私たち人間なら、煮豆にして食べたとしても、充分にその恩恵を受けることはできるでしょう。

しかし、雑食動物とはいえ犬の体は肉食獣寄り。

加熱した大豆を固形のまま食べるとしたら、食物繊維が多過ぎて胃腸に負担となり、人間のように栄養を消化吸収することはできません。

しかし、その点豆乳は大豆をすりつぶしてから絞るという工程で液体にされているため、食物繊維の多くが取り除かれています。 そのおかげで犬の胃腸でも栄養を吸収しやすい形に変わっているのは、非常にありがたいことですよね。

とは言うものの、おいしそうなニオイがするかしないかで、犬は食欲が左右されます。果たして大豆を原料とした豆乳は犬の食欲をそそるのでしょうか?

実はその点についてもあまり心配はいりません。
犬は基本的にたんぱく質や脂質のにおいに惹きつけられる性質があるため、豆乳を好む犬が多いのです。



豆乳は高タンパク低カロリーな植物のしぼり汁

豆乳はヤギミルクや牛乳に比べるとカロリーも低めです。
一般的な豆乳、牛乳、ヤギミルクのたんぱく質含有量とカロリーを比較してみると……
豆乳(無調整)100ml → たんぱく質3.7g/47kcal

牛乳100ml → たんぱく質3.4g/69kcal

ヤギミルク100ml → たんぱく質3.1g/63kcal
なんと豆乳は牛乳やヤギミルクに比べて、たんぱく質の含有量が多いにもかかわらず、カロリーは一番低めです。

ここだけを見ると、動物性のミルクより豆乳のほうが良いのでは?と思いたくなりますが、そんな単純な話しではありません。

牛乳やヤギミルクなど動物性のミルクは、本来その動物が子どもを育てるためのもの。だからこそ、まだ消化管が未発達な赤ん坊でも消化吸収がしやすい形になっています。

しかし、豆乳は言ってしまえば単なる植物の絞り汁。
赤ん坊を成長させるためのものではありません。

そこから考えると、いくら豆乳が牛乳やヤギミルクに比べて高たんぱく低カロリーだとしても、 犬の内臓により馴染むのは牛乳やヤギミルクのような、哺乳類が作り出すミルクのほうではないでしょうか。

そこを常に念頭に置いたうえで、豆乳は上手に活用するべきです。



高たんぱくだからこそ注意しなければいけないこと

豆乳は高たんぱく低カロリーだからこそ、犬の食事にも積極的に使いたくなりますよね。

しかし、たんぱく質の割合が高いからこそ、注意しなければいけないことがあります。それは、腎臓への負担です。

たんぱく質は体にとって非常に重要な栄養素ですが、摂取後体内で必要な状態に分解される過程の中で尿素窒素などの老廃物が作られます。

この老廃物を除去して排泄する役割を担っているのが腎臓。

そのため、あまりにもたんぱく質の含有量が多すぎるものを食べ続けていると、腎臓をフル稼働させてしまうことになり、その結果腎臓を弱らせてしまう可能性があるのです。

もちろん、これは豆乳に限ったことではありません。

犬にとって一番重要な栄養は動物性たんぱく質。
しかし食材がなんであれ、過剰に摂取すれば腎臓に負担がかかるのは同じです。

動物性たんぱく質だろうと植物性たんぱく質だろうと、たくさん食べればいいというものではありません。



犬の食事に豆乳を加えるときの注意点

豆乳を食事に加える場合は、くれぐれも使う量には注意をしてください。
多すぎると大豆にアレルギーがなくてもお腹が緩んでしまったり、下痢や嘔吐の原因になるかもしれません。

豆乳を単独で飲ませる場合も、できるだけ人肌程度に温めてから飲ませたほうがお腹への負担は少なくてすみます。

また、豆乳には大豆を絞っただけの「無調整豆乳」の他に、飲みやすくなるように調味料を加えた「調整豆乳」、 さらには豆乳独特の味を緩和させるために別種の飲料を加えた「豆乳飲料」があります。

人間が飲む場合はお好みで選べばいいですが、犬の食事に加える豆乳は「無調整豆乳」一択です。 無調整豆乳以外は塩分や糖分、各種添加物が使われているからです。



豆乳の上手な使い方は「量より回数」

犬にとっての「美味しい」は、味ではなくてニオイです。
嗅覚が人間の100万倍から1億倍ともいわれる犬にとって、「美味しい」と感じるために量は必要ありません。

豆乳もほんの少し加えるだけで充分ですし、なんなら水で薄めたっていいのです。

ついついたっぷり飲ませてあげたくなりますが、豆乳の上手な使い方は量ではなく回数。ほんのちょっぴりを何度もあげるほうが、犬も喜びますよ!



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