スポーツドリンクや経口補水液は犬に飲ませても大丈夫?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
犬は人間のように汗をかくことで体温を下げることができません。

それだけに、熱中症は命にかかわる危険な状態。いつもよりハァハァしているな、と思っていると、あっという間に深刻な状況に陥っていることも珍しくないのです。

熱中症にならないよう予防することがなによりも大切ですが、人間と犬とでは「暑い」と感じる気温・室温にはかなり差があります。

私たち人間が「まだ大丈夫」と思っていても、犬にとってはレッドゾーン一歩手前まできていることもあるのです。 もしも熱中症の症状がみられたら、すみやかに体温を下げるとともに水分を補給させなければいけません。

その水分として、スポーツドリンクや経口補水液を使ってもいいのでしょうか?



緊急時の飲料としてならスポーツドリンクは有効

いわゆるアイソトニック飲料と呼ばれているスポーツドリンクは、血液や体液と同じ浸透圧に調節されています。 それゆえに、水よりも素早く体に吸収されていくわけですね。

従って、人間用の飲料ではありますが、熱中症を起こした犬の水分補給にも使うことができます。

ただし、そのままストレートで飲ませてしまうのはおすすめできません。と言うのも、糖分の含有量が多すぎるからです。

エネルギーチャージのためにブドウ糖は役に立つものですが、濃ければいいというものではありません。 熱中症を起こしている、もしくは起こしかけている犬にスポーツドリンクを飲ませるときは、水で薄めて使う必要があります。

もしも散歩の途中で犬の具合が悪くなり、公園の自動販売機でスポーツドリンクを購入して飲ませるとしたら、3/1程度に減らしてから水を入れて薄めたものを飲ませてください。

緊急時用に買い置きをしておくとしたら、調節がしやすい粉末タイプが断然おすすめです。



経口補水液を飲ませるときは少しずつ

ここ数年、熱中症対策には経口補水液が利用されるようになりました。
では、犬が熱中症になったときに経口補水液を利用しても大丈夫なのでしょうか?

結論から言ってしまうと大丈夫です。

経口補水液は水分が速やかに体へと吸収されていくため、熱中症を起こしかけている犬の水分補給には適しています。 また、下痢や嘔吐で苦しんでいる場合にも、脱水を防ぐ意味で経口補水液は便利な飲料です。

ただし、通常の水分補給として飲ませるのには全く適していません。経口補水液は脱水に対応する飲料のため、塩分がしっかりと含まれているからです。

恒常的に飲ませると塩分過多となり、腎臓に負担をかけることになりかねません。

また、非常に速やかに体に吸収される性質を持っているため、普通の水と同じ感覚で飲ませてしまうと、急激に水分が吸収されて下痢をしてしまう原因にもなりやすいのです。

熱中症を起こしかけているときに飲ませる場合も、時間をかけて少しずつ摂取させる必要があります。



スポーツドリンクと経口補水液、どちらも飲ませる量に注意!

犬が熱中症にかかったとき、水分をとらせなければいけないと焦るあまり、一度に飲ませようとしてしまう飼い主さんは少なくありません。

目の前で苦しむ愛犬の姿を見ていると、そういう気持ちになってしまうのは仕方がないことなのでしょう。

しかし、飼い主さんがオロオロし続けてしまうと、適切な対処は難しくなる一方。 とにかく気持ちを落ち着かせたら、愛犬の体を冷やしつつ、水分補給は少しずつゆっくりと時間をかけておこなっていきます。

これはスポーツドリンク、経口補水液のどちらであっても同じです。

スポイトやシリンジを使う場合であっても、小型犬であれば小さじ2杯程度を30分おきぐらいに飲ませる程度のスピードで充分。

急いで水分を摂らせたいあまり、ガブガブと飲ませてしまうと嘔吐の原因になることがあり、それがますます犬の体を痛めつけることにつながるからです。



あくまでも緊急事態の飲料として

スポーツドリンクや経口補水液は犬に飲ませても大丈夫ですが、それはあくまでも緊急事態における使用という意味での話しです。

一番いいのは熱中症にならないよう日頃から注意することですが、万が一散歩の途中で熱中症の症状が見られたら、大急ぎでこういった飲料を探しましょう。

もちろん、水分補給をしつつ体温を下げ、すみやかに動物病院へと向かうのは言うまでもありません。 犬の熱中症は想像している以上に命にかかわる危険な状態なのです。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

当サイトがおすすめするドッグフード
目的別にドッグフードをご紹介しています。

特に食材の質などにこだわりがあるもの、実際に使ってよかったもののみを載せるようにしていますが、 良いといわれるものでも犬の体質によってはあわないことがあります。

お試し品が提供されているフードもありますので、まずはそちらからお試しするのが安心です。


グレインフリー・ドッグフードが良いと言われる理由をご存知ですか?

犬の健康を本当に考えたグレインフリー・ドッグフード選び

穀物は犬にとっては消化がしづらく、食性にはあわない食べ物です。 そんな穀物をできるだけ使わないフードのことを、グレインフリー・ドッグフードと呼びます。

食材の品質や無添加にこだわった製品が多く、 犬の安心・安全を真剣に考える飼い主さんにはこれ以上にないフードだといえるでしょう。

記事では、グレインフリー・ドッグフードの特徴や、おすすめの製品について解説しています。

非常に貴重!ドライタイプの馬肉ドッグフード

ドライフード派に!馬肉の高品質ドッグフード 「馬肉自然づくり」を試してみませんか

生馬肉ではなく、馬肉のドライフードがあれば・・という飼い主さん向けのフード。

ヒューマングレードの食材の使用や添加物不使用など、犬の飼い主さんに自信を持っておすすめできるフードです。

お試し品あり。


療法食は添加物が多い・・なんてお悩みの飼い主さんに

愛犬の療法食、満足していますか? お試し無料!7疾患をケアできる無添加ドッグフード「犬心」を試してみよう

市販の療法食には添加物が多く配合されており、愛犬に与えるのには抵抗がある飼い主さんも少なくはありません。

そんな方におすすめできるのが、「犬心」と呼ばれる無添加の療法食。

お試し品が提供されていますので、まずはそちらで試してみましょう。


犬の体に優しいローフード 生馬肉を与えてみませんか?

犬に生の馬肉? 実は犬の体にはとっても優しい食材(ローフード)なんです

馬肉は低脂肪、高タンパク、低カロリー、かつ犬の食性にもあう食材ですが、犬用生馬肉には粗悪なものも存在します。

記事では、犬に馬肉を与えるメリットと、「鮮度」「質」にこだわった犬用馬肉をご紹介しています。



関連記事


Copyright © 2016 - 犬ごはんナビ. All Rights Reserved.  (サイト概要