甘酒は犬のエナジードリンク

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愛犬に元気がない!
と感じたら精のつくものを食べさせてあげたいところですが、もしも胃腸が弱っているとしたら、お腹の負担になるものではかえって良くないような気がしますよね。

そんなときは、自家製の甘酒がおすすめです。



甘酒は2種類

犬に甘酒を飲ませるなんて、アルコールが含まれているから危険なのでは?――という心配は無用です。

一口に甘酒といっても、実は2種類。
まずは酒粕から作る甘酒。こちらにはアルコールが含まれてしまうため、犬に飲ませるのは絶対にNGです。

そしてもう一つは米麹から作る甘酒。
こちらにはアルコールが含まれないため、犬に飲ませても大丈夫なんです。

大丈夫どころか、むしろ犬の手作り食にも積極的に取り入れていきたいぐらい、栄養満点の発酵食品なんですよね。



甘酒は総合ビタミンドリンク

甘酒の原材料はとてもシンプル。
水と米と米麹、これだけです。(米麹と水だけで作る場合もあります)

白米にそこまで栄養がある?と思われるかもしれませんが、甘酒になるとこれが大違い!

まず第一に、甘酒には甘い酒という名前の通り、大量のブドウ糖が含まれることになります。 これは、お米というでんぷん質の多い穀物を原材料に使っていますから、それほど不思議なことではありませんよね。

ブドウ糖は体内で素早くエネルギーに変換されるため、疲労回復にはもってこいなんです。

でも、すごいのはここから。

麹菌が繁殖して米麹を作る過程で、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、ビオチン、イノシトール、パントテン酸、葉酸などを生じさせます。

さらにはトリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、 ヒスチジンといったアミノ酸やオリゴ糖も生じさせます。

そんなにいろいろな成分が…と思われるかもしれませんが、まだまだここで終わりではありません。

さらにはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛といったミネラルに加えて、食物繊維も水溶性と不溶性の両方が含まれています。

おまけに麹菌が持っている酵素はアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼなど100種類以上。 そしてエルゴチオネイン(菌類が合成するアミノ酸の一種)という抗酸化物質までが含まれているんです。

実はまだ他にもありますが、これ以上は多すぎて訳がわからなくなりそうなので、とりあえずはこれぐらいに。

要するに、甘酒が「飲む点滴」と表現されるのは、栄養成分がこれでもか!というほど含まれているからなんですね。



甘酒を手作りするメリット

愛犬の健康のために甘酒を取り入れるにしても、わざわざ手作りまでする必要があるのか疑問に思われるかもしれません。

たしかに、スーパーの甘酒コーナーには何種類も並べられていますから、もちろん市販品でもいいとは思います。

しかし、原材料の欄は必ずチェックしたほうがよいかもしれません。
なぜなら「米麹」「米」「水」――これ以外は必要ないからです。

自家製の甘酒であれば、そのあたりの心配は必要ありませんよね。

しかし、自家製のメリットはそれだけではないんです。

前述したように、麹菌が作り出す酵素は100種類以上。
しかし酵素は熱に弱く、加熱処理がされていた場合、酵素の活性は失われてしまうことになりますが、自家製であればその心配は無用です。

もちろん、麹菌が産出する酵素は犬の体内に入った後、その多くは胃酸によって活性を失うともいわれており、 必ずしも酵素が犬の体内で働いてくれるとは限りません。

しかし、食事に混ぜることによって体内で働く可能性があるとしたら、酵素が摂取できる状態の甘酒のほうがいいと思いませんか?



簡単!甘酒の作り方

甘酒を自家製するために必要な道具は、一定の温度で一定時間保温することができるものです。

一番簡単なのはヨーグルトメーカーを使う方法ですが、どこのお家にもある、というほど普及していませんよね。 そこで、今回はどこのお家にでもありそうな、炊飯器や魔法瓶を使った甘酒の作り方を紹介します。

炊飯器で作るドロドロした甘酒

米……1合
米麹……300g
水……4合のメモリにあわせる


1.炊飯器でご飯を炊く(お粥モードにしなくてもOK)

2.炊き上がったお粥を60度ぐらいまで冷ます(温度計を使ったほうが確実)

3.ほぐした米麹を加える(50度以下に下がらないように注意)

4.60度の保温にして、6~8時間保温(時々かき混ぜつつ味見)

5.好みの甘さになったら完成
60度の保温機能がない場合は、ふたを開けたまま5~10時間程度保温すると50度~60度ぐらいに保つことができます。

その場合は濡らしたタオルを蓋の代わりにかけてください。

魔法瓶で作るサラサラした甘酒

米麹……150g
65~70℃のお湯(60度以下、70度以上はダメ)
 ※米は使いません


1.魔法瓶にほぐした米麹を入れる

2.65~70℃弱のお湯を魔法瓶にそそぐ

3.4時間保温したら鍋に移して60℃まで加熱

4.再び魔法瓶に戻して4時間保温(合計で8時間保温)
8時間後、米麹が固いままだったとしたら温度が低かったのが原因です。
その場合は再度加熱して糖化を促します。

甘酒にはなっているけれど酸味を感じる場合は、保温する際の温度が高すぎたことが原因です。 麹菌が発酵しすぎただけなので、飲ませても問題ありません。

上記に記載したどちらの作り方も、分量はあくまでも目安。

もっとコテコテしたほうがいい、もしくはもっとサラサラしたほうがいいなど、好みの出来上がりの分量を探すのも、甘酒作りの楽しいところではないでしょうか。



犬のご飯に甘酒を加える際に注意すること

栄養満点の甘酒とはいえ、加えすぎは禁物。
ブドウ糖がたっぷり含まれているため、肥満や糖尿病の原因になりかねないからです。

小型犬なら小さじ1杯、中型犬は小さじ2杯、大型犬なら大さじ1杯ぐらいにとどめておきましょう。
また、自家製の甘酒は冷蔵庫で1週間ぐらいは保存がききますが、それでも発酵は止まらないため酸味が増していくことに。

加熱することで発酵を止めることはできますが、酵素のパワーは失われてしまいます。

一度に作りすぎないよう、分量はくれぐれも加減してください。
もちろん、愛犬と一緒に飼い主さんもぜひ飲んでくださいね。



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