コンニャクは犬に食べさせてもいい食材?それともダメな食材?

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愛犬のご飯に使おうか使うまいか悩んでしまう食材といえば――。
それはコンニャクです。
愛犬をダイエットさせなければいけないとき。

空腹になるとすぐに胃液を吐き出してしまうとき。

オヤツをあげたいけれど、肥満が心配なとき。
必ず思い浮かんでしまうものの、なかなか踏み切れません。
コンニャクは犬の食事に加えてもいいのでしょうか、それとも避けたほうがいいのでしょうか?



コンニャクに栄養はあるの?

コンニャクの栄養について調べると、おもしろいことに意見が真っ二つに分かれるんですよね。
――コンニャクの栄養がすごい!
――コンニャクの栄養価はほとんどゼロ
でも実は、両方とも間違っているわけではありません。

【コンニャクに含まれる主な栄養素】

たんぱく質、炭水化物、ビタミンB6、葉酸、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、食物繊維
なんとこんなにもいろいろな種類の栄養がコンニャクには含まれているんです。つまり、コンニャクの栄養がすごい!ということになるわけですね。

しかし、含まれている量はそれぞれが微々たるもの。
たんぱく質なんて、コンニャク100グラム中0.1グラムしか含まれていません。

その他の栄養にしても似たり寄ったり。つまり、コンニャクの栄養価はほとんどセロに近いんです。

それでもあえて犬の食事にコンニャクを使うとしたら、一番の注目ポイントはカロリーの低さと水溶性多糖類グルコマンナンが含まれていることにあるのではないでしょうか。

コンニャクのカロリーは100グラムあたりおよそ5~7kcal。ほぼ無い、と言って差し支えない数値ですよね。

そしてコンニャクの95%ぐらいは水。
言い方は妙ですが、コンニャクは食べられる高分子ゲルなんです。



コンニャクを安易に食べさせられない理由

基本的に、コンニャクには犬の体にとって害になる成分は含まれていません。 それなのになぜ食べさせようか食べさせまいか悩むのは、ひとえに消化の悪さにあります。

胃腸の調子を崩してしまったら、体そのものの調子が崩れてしまいかねません。

さらにはコンニャクの持つ特徴の一つ、あのプリプリとした弾力性が不安になります。

コンニャクはどれだけ煮込んでも形が崩れません。
それはつまり、喉に詰まりやすい形状であることを意味しています。

それに加えて、コンニャクの原料であるコンニャク芋に含まれているシュウ酸カルシウムのことも気になります。

シュウ酸カルシウムと聞いて思い浮かぶのはシュウ酸カルシウム結石。 もしかして残留しているシュウ酸カルシウムが尿路結石症の原因になりはしないかとヒヤヒヤしてしまうわけです。

茹でてしまえばアク(シュウ酸カルシウム)が抜けるから大丈夫?
でも、コンニャクは水に溶けませんし、シュウ酸カルシウムが熱分解される温度は200℃。

家庭用のコンロを使ってどれだけ煮たところで、200℃になるはずがありません。



コンニャクがお腹の掃除をしてくれる?

そんなに心配なら、コンニャクは食べさせなければいいわけですが、コンニャクの良いところを考えてしまうと、簡単にはあきらめられないのが本音。

コンニャクの主成分グルコマンナンは水溶性の多糖類で、水を含むと膨張するのが特徴です。 このおかげで腹持ちが良く、お腹の掃除をしてくれるんですよね。

ちなみに、コンニャク芋に含まれるグルコマンナンは水溶性食物繊維ですが、コンニャクにする過程でアルカリによって水溶性ではなくなります。

かといって不溶性食物繊維のように大腸内で発酵・分解されるわけではないため、善玉菌を増やす効果はありません。

コンニャクは食べても胃腸を通過する際に消化・吸収されることなく排泄されていくだけのものなんです。

ではなぜコンニャクがお腹の掃除してくれるイメージがあるのかといえば、コンニャクが腸を刺激することで排便を促し、同時に便の固さを適度に整えてくれるからではないでしょうか。



犬の食事にコンニャクを加えるメリット

しかし、便がカチカチになりやすいからコンニャクで適度な固さを保つという理屈はわかるものの、そのままそれを犬にあてはめることはできません。

なぜなら便秘がち、もしくはお腹が緩みやすい犬の便を整えるためにコンニャクを食べさせたとすると、おそらく胃腸に大きな負担がかかってしまい、それが嘔吐や下痢の原因になるからです。

じゃあ犬に食べさせるメリットなんてないじゃないか!ということになりそうですが、そうとも言い切れません。 ものすごく胃腸が丈夫な犬であれば、コンニャクの恩恵は充分に受けられるはずです。

子犬の頃から一度も下痢をしたことがない、という胃腸が丈夫な犬は思ったよりいるものなんです。 なにかといえばお腹が緩みがちになる犬の飼い主さんにしてみたら、うらやましくて仕方がないとは思いますが……。

そのようにもともと胃腸が丈夫な犬であれば、食事の総摂取カロリーを抑えるためにコンニャクは大いに役立ってくれるはず。

さらにはカロリーを抑えるのと同時に血糖値の急激な上昇を抑える効果も期待できるのではないでしょうか。



犬にとってのコンニャクは賛否両論のある食材

コンニャクを犬の食事に加えることについては賛否両論があります。

結論としては、ものすごく胃腸が丈夫な犬であれば食べさせても良いが、胃腸が丈夫と言い切れない犬の場合は避けておいたほうが無難、というところではないでしょうか。

いずれにしても、安易に使ってはいけない食材であることは間違いありません。



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