ビートパルプが使われているドッグフードは悪いの?それとも良いの?

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ホームセンターのペット用品売場にずらりと並んでいる様々な種類のドッグフードに比べて、 プレミアムドッグフードは1kgあたりの価格が3倍、4倍どころか、それ以上ということも珍しくありません。

しかし、たとえ経済的には多少負担が増えたとしても、愛犬の健康には換えられない。

そう判断して値段の高いプレミアムフードを選択したはずなのに、 いざ食べさせてみたら「あれ?」と疑問に感じてしまうことも。

それは、便の状態です。



便の量が減るのは良いこと?悪いこと?

プレミアムフードを食べさせるようになると、愛犬の排泄する便の量は、ほとんどの場合が以前より少なくなるはずです。

これは、プレミアムフードの多くが動物性たんぱく質――肉類の配合量が多いことから、犬にとって消化吸収がしやすい結果ではないかと考えられます。

ところが、飼い主の感じる印象は好意的なものばかりではありません。

好意的な捉え方がある一方で、安価なドッグフードを食べさせていたときの、 まるで絵に書いたように大きくて形の良い糞に比べると、なんとも貧相な便になってしまったという感想が聞こえてくることもあるのです。



糞を構成するものの正体

そもそも、糞とはいったい何からできているのでしょうか。

食べたものの残りカス、もしくは消化しきれなかったものが固まっていると思われがちですが、実はそこまで単純なものではありません。

糞を構成しているのは、60%から70%ぐらいが水分で、残りは消化できなかった食べ物のカス、そして死滅した腸内細菌や古くなった腸壁などの細胞なのだとか。

安価なドッグフードには、糞を構成する成分のうちの「消化できなかった食べ物のカス」に該当する部分が多いことは間違いありません。

犬は肉食獣寄りの雑食動物ですから、安価なドッグフードに大量に使われているトウモロコシや小麦などの穀物は、 おおむねこの「紹介できなかった食べ物のカス」に該当するわけです。

さらには、ビートパルプが大量に配合されていることも、大きくて立派な形の糞を作り出す要因の一つになっているのかもしれません。



ビートパルプってなに?

ビートパルプとは、砂糖などの原材料となるサトウダイコンの繊維のことです。
悪い言い方をしてしまうなら、糖分を絞ったあとの残りカスなわけですね。

そのため、ドッグフードを製造するうえではとても安価な原材料となります。
安価なドッグフードに、穀物にくわえてこのビートパルプまでもが大量に含まれている理由は、あらためて記載するまでもありません。

ところが、プレミアムフードとして販売されているドッグフードにもビートパルプが含まれていることは、実は珍しくないんです。

高い値段で売っているくせに、原材料には安価なものを使っているなんてひどい、だまされた!と腹を立てたくなるかもしれませんが、ちょっと待って!

プレミアムフードにビートパルプが使われている場合、その目的はおそらく便の形を整えるためです。

ビートパルプを配合しないと便が緩むようなドッグフードが良品なのか!?という疑問がわいてくるかもしれませんが、 実際問題として、とても品質の良い原材料ばかりを使った良質のドッグフードだからといって、必ずしも犬が健康的な糞ばかりをするとは限りません。

むしろ、良質なプレミアムフードに限って、食べさせ始めてから数日すると、お腹が緩みだす犬は少なくないのです。

その理由については、動物性たんぱく質の量が多すぎてお腹が慣れていないから。
犬は肉食寄りとはいえ雑食動物である以上、ある一定量の食物繊維が含まれていないと便が固まりにくいから・・・などなど、諸説あります。

いずれにしても、多少のビートパルプが含まれていたほうが便に緩みがでにくいという事実から、 プレミアムフードにもビートパルプが加えられているのではないでしょうか。



ビートパルプの製造方法

では、ビートパルプはドッグフードに配合されていたほうが良いものである、 と言い切ってよいかといえば、ここが難しいところなのかもしれません。

というのも、ビートパルプが配合されている是非は、食物繊維が害になるかならないかという部分を問題にしているわけではないからです。

むしろ、問題視されているのはその製造方法。

サトウダイコンを絞ったものからビートパルプを作るためには方法が二種類あります。
一つは圧力をかけることによって浸出するいろいろな成分を分離し、最後に残った繊維分を取り出す方法。 そしてもう一つは硫酸系の薬剤を使用し、人工的に植物繊維以外の成分を溶かしてしまう方法です。

問題があるのは後者の方法で、ビートパルプに残留する硫酸系の化学物質が危険だと指摘されています。



大切なのは飼い主自身の目で確認すること

大量に出回っているドッグフードではなく、あえて値段の高いプレミアムフードを選ぶのは、愛犬の健康を考えてのことのはず。

そのためにも、飼い主自身の目できちんと原材料や製造方法、ドッグフードに込められた理念などを確認することが大切です。

プレミアムフードと記載されているからプレミアムフードなのではありません。
このドッグフードなら信頼できると判断できるからこそ、プレミアムフードになるのです。



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