犬にビタミンCの補給は必要?それとも不要?

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私たち人間がビタミンを補給しなければ!と考えたとき、真っ先に思い浮かべるのがビタミンCではないでしょうか。

水溶性のビタミンCは体内に蓄積されずに尿としてあっさりと出ていってしまうため、こまめに摂取する必要があるんですよね。

そんなつれないビタミンCですが、「犬にもビタミンCを!」というフレーズを見かけることってほとんどないと思いませんか?

それもそのはずで、犬は体内でビタミンCを合成することができる生き物だからです。

人間は体内で合成できないのに、犬はできる……。
これは、ビタミンCを合成するために必要なL-グロノ-γ-ラクトンオキシダーゼという酵素を体内に持っているか、いないかの違いです。

ちなみに、生物の多くが体内でビタミンCを合成することができるので、合成できない人間のほうが実は少数派なのだとか。

健康に、美肌にと、なにかと役に立つビタミンCが自分の体内で合成できるなんて、なんともうらやましい話しです。

人間にもその能力があれば、シミと闘うこともなかったのでしょうか。



犬の暮らす環境にはストレスがいっぱい

体内で合成できるのだから、犬のビタミン不足を解消しようとするときに、ビタミンCについては考えなくてもよい――。

これは、ある意味で一昔前までの考え方なのかもしれません。

一般的な数値として、1日に必要なビタミンCの量は小型犬で500mg程度、中型犬で1500~2000mg程度、大型犬では2500~3000mg程度といわれています。

そして犬が肝臓で合成できるビタミンCは、体重1kgあたり1日に40~60mg程度。

仮に1日に50mgのビタミンCを体内で合成すると仮定して、体重5kgの犬なら250mg、15kgなら750mg、30kgなら1500mgを合成していることになります。

つまり、数値的に見ると「犬が体内で合成しているビタミンCの量で足りているな!」と判断してもよいことになりますよね。

しかし、現代の犬たちが暮らしているのはストレス社会。
世の中はありとあらゆる類の騒音であふれ、飼い主が就寝するのは夜遅く。

つまりは、いつまでたっても明るいという不自然な環境で過ごさなければいけないわけです。 さらには飼い主の喫煙が原因で副流煙という、すさまじいストレスにさらされている犬だっていることでしょう。

犬の暮らしている環境は、実はとんでもなくストレスの原因だらけ。
そして、そんなストレスと闘うための抗ストレスホルモンを合成するためには、大量のビタミンCが必要になるのです。



投薬中の犬や老犬もビタミンCが不足しやすい

犬の体内でビタミンCを大量消費する原因は、なにもストレスだけではありません。
なんらかの疾患で薬を飲んでいる犬も、ビタミンCが不足しやすいのです。

なぜなら、ビタミンCを合成するのが肝臓なら、薬を代謝するのもまた肝臓。
投薬中の犬の肝臓は忙しく働いているため、ビタミンCの合成量が減ってしまうことは想像に難くないですよね。

一時的な服薬ならまだしも、ずっと飲み続ける必要のある抗てんかん薬などは、肝臓での代謝量がかなり多め。 そのため、どうしても慢性的なビタミンC不足に陥りやすいのです。

また、老犬になって肝臓の機能そのものが衰えてくると、若犬の頃に比べてビタミンCの合成量は減る一方。

老犬の元気がなくなる原因の一つともいわれています。
ビタミンCが不足してしまうと免疫力も低下しがちになり、アレルギーなどで皮膚トラブルも起きやすくなります。

また、ビタミンCは体内でコラーゲンの生成にも一役買っているため、不足すれば骨の形成に悪影響を与えてしまうため、 関節や軟骨の病気の原因になるかもしれません。



犬にビタミンCを補給させるには

ビタミンCのサプリメントを使うのが一番手軽ではありますが、安易な飲ませ方をするとお腹が緩くなりすいため注意が必要です。

やはり、一番良いのは日頃の食事にビタミンCを多く含んだ食材を取り入れること。

野菜だったらパプリカや芽キャベツをトッピングするとよいかもしれません。
果物であれば柿やイチゴあたりが犬にも食べやすいのではないでしょうか。

多少の酸味を嫌がらないようなら、キウイフルーツあたりもビタミンCの補給には手頃なフルーツです。

とはいえ、ビタミンC補給のためにどんな食材を選ぶにしろ、大事なのは毎日少しずつ食べさせること。

ビタミンC不足を一気に解消しようと大量に与えても、体内で過剰になったビタミンCは尿とともに排泄されてしまうだけでなく、下痢の原因にもなりかねません。

どんなに体に良いビタミンやミネラルも、適量を補給してこそ効果を発揮するのです。



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