愛犬が心疾患と診断されたら塩分をひかえるべき?

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愛犬にはいつまでも元気で長生きしてほしい……。
そんな飼い主の願いもむなしく、犬の心疾患発生率は低いとはいえません。

犬の全体としてはおよそ10~15%ぐらい。
10才以上の高齢犬にいたっては約30%に心臓の疾患が見つかるのだそうです。

まあ、心臓に疾患が多い理由についてはいろいろとややこしいのですが、 基本的には心疾患の95%が後天的なものであり、心臓に奇形があるなどの先天的なものはそう多くはないのだとか。

そんな犬の心疾患ですが、発症する層として圧倒的に多いのは小型犬のシニア犬。
これは、現在日本で飼育されている犬種の多くが小型犬ということもあり、当然といえば当然のことなのかもしれません。

もちろん、中型犬や大型犬においても心疾患が多いのはシニア層。
しかし、一口に心疾患といっても、病気の種類には体格の大きさによってはっきりと違いがみられます。

小型犬と中型犬に多いのは僧房弁閉鎖不全症。
そして、大型犬に多く見られるのは拡張型心筋症です。

さて、ここからが本題。
愛犬が心疾患と診断されてしまった場合、犬の食事はどうしたらいいのでしょうか。



心疾患と診断された犬の塩分問題

犬が心疾患であると診断されたら、塩分控えめの食事に変えなければいけない――。
これは昔からいわれていることであり、現在でもそのように注意を促される傾向にあるようです。

そもそも、なぜ心疾患が見つかると塩分を控えるように言われるのでしょうか?

それは、塩分を摂取すると体は水を欲しがり、その水分によって血流量が増えることで血圧が高くなり、 結果として心臓に負担をかけてしまうからだそうです。

なるほどな、と思いつつもここで一つ疑問が。
塩分も水分も尿として排出されるのに、本当にそんなに血圧が高くなるものでしょうか?

もちろん、日頃からやたらと塩気の強い食べ物ばかりを食べているとしたら、それはその通りに違いありません。

しかし、普通にドッグフードを食べている犬と、唐揚やらカツ丼やらラーメンなどの塩分がたっぷり入った食事ばかりをしている人間とでは、 そもそもの塩分摂取量が違うのではないでしょうか?



心疾患の犬の塩分制限については意見が分かれている

そこで、かかりつけの獣医さんに率直に質問をしてみたところ……。
返ってきたのは以下のような意見でした。
「心臓疾患のある犬に塩分過多は厳禁。でも常識の範囲内でしか塩分を摂取していないのであれば、大きく食事内容を変える必要はない」
とのこと。
そしてさらには…
「塩分を控えめにすることが悪いともいいきれない。 ただし、塩分が不足すると心疾患とは別に体調悪化を引き起こすおそれがあるので、完全にカットしてしまうのはダメ。 もちろん水分制限も脱水を起こす恐れがあるのでダメ」
とのことでした。
要約すれば塩分が多すぎてはダメだけれど、少なすぎてもいけない、という結論になるでしょうか。

そんな、難しい……!と思いきや、実は全然難しくありません。

そうなんです。
ようするに、犬にとってごく当たり前の食事を続ければいいだけのことではないでしょうか。

総合食のドッグフードを主食にしている犬なら、そのまま混ぜ物などせずに、その食事を続ければいいのです。 そこに人間がハムだの食パンだのを与えてしまうから、塩分過多になるのではないでしょうか。

つまり、心臓のためになにかしなければと考えて混乱するぐらいなら、 人間用の食べ物をオヤツに与えるような甘やかしを一切やめる。

これだけでも、実は心臓のサポートにつながっているのかもしれません。



塩分より良質のたんぱく質

心疾患と聞くと、どうしても塩分に目がいきがちですよね。
しかし、実はもっと考えなければいけないのは、良質のたんぱく質を摂取することです。

なぜなら、健康体の犬は脂肪を分解することでエネルギーを得るわけですが、 心疾患の犬は炎症性サイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質の一種)が影響するせいで、筋肉を分解してエネルギーにしてしまうからです。

つまり、心疾患の犬は筋肉が減りやすいんですね。
それを防ぐためにも、筋肉のもととなる良質の動物性たんぱく質が欠かせません。

もしも愛犬が心疾患であると診断されてしまっても、飼い主の気遣いで穏やかな老後を過ごさせてあげることはできるはず。

そのことをどうか忘れないでほしいのです。



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