ダイエットと関節サポートのために若犬に老犬用フードを食べさせること 良い?悪い?

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愛犬が年をとって老犬になってからも、元気に歩き回ったり走ったりしてほしい――。

これは、すべての飼い主が願うことではないでしょうか。

どんな犬も、亡くなる寸前まで寝たきりになることなく、自力で動くことができるのが理想です。 しかし、実際にはかなり多くの犬が足腰を悪くして動きが制限されてしまったり、寝たきりになっている現実があるんですよね。

もちろん、自力で動くことができなくなっても、飼い主の献身的な介護によって幸せな一生を過ごす犬はたくさんいます。

しかし、最後の最後まで愛犬が自力で動くことができたとしたら、犬と飼い主の双方にとってこれほど幸せなことはありません。

年をとっても元気に動ける犬にするためには、若い頃からのケアが大切――。

この考え方に間違いはありません。
まさしくその通りです。

しかし、その方法を間違えてしまうと効果が上がらないばかりか、かえって犬の体に悪影響を与えてしまうこともあるのです。



若いうちからシニア犬用のドッグフードに切り替えることの是非

たとえば、愛犬が若いうちにシニア犬用のドッグフードに切り替えてしまうこと。
これは、残念ながら良い選択とはいえません。

そもそも、なぜ愛犬の年齢がまだ老犬とはいえないうちに、シニア犬用のドッグフードを食べさせようとするのでしょうか?

その理由としては、大きく分けると以下の2つに集約されます。
1.肥満になると骨にも負担がかかってしまうので、成犬用よりカロリーの低いシニア犬用のほうが安心して食べさせることができる。
2.シニア犬用にはグルコサミンやコンドロイチンなどの関節に良い成分が入っているので、足腰を悪くする前から関節のケアのために。
一見すると、「なるほど」と納得してしまいそうになりますよね。

しかし、よく考えてみてください。
確かに、肥満は健康な関節の大敵。年齢に関係なく、体重過多になれば犬は足腰を痛めやすくなります。

しかし、シニア犬用のドッグフードの多くが成犬用に比べると、たんぱく質の含有量が低く設定されていることを忘れるべきではありません。

良質な筋肉はもちろんのこと、健やかな骨の成長、強い内臓など、体のすべての部分に関わるたんぱく質が減らされた食事を若い犬に食べさせることになるのです。

いくら関節のためとはいえ、これが若い犬にとって良いことなのでしょうか。

もちろん、肥満がいいはずはありません。
しかし、肥満ではない犬に肥満を防止するためにたんぱく質を減らした食事をさせることは、脂肪を落とすどころか筋肉を減らしてしまう可能性があるのです。



関節に良い成分も使い方を間違えば病気のもと

次に、関節に良いとされているグルコサミンやコンドロイチンを摂取することが目的で、 若い頃からシニア犬用のフードに切り替える場合を考えてみたいと思います。

これらの成分は軟骨の水分を保持し、コラーゲンを合成する働きがあります。
確かに関節にとってとても良い成分であることに間違いはありません。

しかし、この成分を摂取させるためだけに、若い犬にたんぱく質を減らした食事を食べさせることに意味があるのでしょうか?

どうしても関節に良い成分を若いうちから摂取させたいというのであれば、むしろサプリメントなどを利用したほうが効率が良いのではないでしょうか。

ただし、どんな成分であろうと過剰に摂取させれば体調悪化の原因になります。
それは、グルコサミンやコンドロイチンにしても同じこと。

グルコサミンを若いうちから過剰摂取していると、軟骨の自然な再生力が低下してしまうことが指摘されています。

また、コンドロイチンを若いうちから過剰摂取していると、インスリンの分泌に影響を与える可能性が指摘されています。

インスリンの分泌が上手くいかなくなると、懸念されるのは糖尿病。
なんだかシャレにもなりませんよね。

それに、グルコサミンにしてもコンドロイチンにしても、アレルギーの原因になることだってあるのです。



なんのための年代別なのか

シニア犬用のドッグフードは、年をとって代謝機能が衰えた犬が食べるようにできています。

元気に動き回る成犬世代が食べるものではありません。
それに、現在はシニア犬にもたんぱく質をしっかりと摂取させることが推奨されています。

関節の健康のために若い犬のたんぱく質摂取量を減らしてしまうなんて、そもそもが本末転倒なんですよね。



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