骨の強い犬に育てたい!でもカルシウムの過剰摂取は絶対にダメなんです

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
犬は、およそ1年というびっくりするぐらい短い時間で大人になる生き物。
精神的な面がまだまだ子どものままであろうと、とりあえず体格的には生後10ヶ月もすると、ほぼ成犬サイズになりますよね。

人間が大人サイズになるまでには約18年ほどかかることを考えたら、子犬の成長はまさに1日単位といっても過言ではないのかもしれません。

じっと見つめていると、四肢が伸びる音が聞こえてきそうな気がします。
このスピーディーな成長ぶりは小型犬から大型犬までにいえることですが、やはり目立つのは大型犬。

まさに駆け足という表現がぴったりなぐらい、ぐんぐん成長していきます。

だからなのでしょうか。
強い骨格に成長してほしいという願いを込めて、子犬に食べさせるドッグフードにカルシウムのサプリメントを混ぜる飼い主さんがいるようです。

しかし、実はこれって完全なる逆効果。
まったくいいことはありません。カルシウムの過剰摂取は、なんと発育障害を引き起こす原因になってしまうんです。



カルシウムの過剰摂取が発育障害を引き起こすメカニズム

現代のドッグフードはとても優秀。
きちんとした品質の製品を選びさえすれば、栄養バランスは最適な状態に整えられています。

当然のことながら、子犬に食べさせる「子犬用」や「グロース」などのドッグフードには、 子犬が成長するうえで必要なだけのカルシウムが、しっかりと含まれているわけですね。

それなのに、そこにわざわざカルシウムのサプリメントを追加すると、子犬の体内ではカルシウムの濃度が必要以上にあがってしまうことに。

すると、カルシウムの濃度を正常値に下げようとして、体内で特定のホルモンが分泌され続けることになります。

このホルモン――カルシトニンは血液中のカルシウム濃度を下げるとともに、骨や軟骨の成長を抑制する働きがあるんです。

つまり、骨を強くしようとして加えたはずのカルシウムが、結果的に骨の発育を妨げしまうことになるんですね。

しかも、カルシウムの過剰摂取による悪影響はそれだけではありません。
なんと鉄、亜鉛、リン、銅などの必須ミネラルの吸収まで低下させてしまうおそれがあるんです。

こうなると、骨の発育不全に加えて神経系の機能低下、免疫機能低下などもまねいてしまうことになりかねません。

カルシウムの過剰摂取は、想像以上に恐ろしい事態を引き起こす原因になる可能性があるのです。



胎児のときからカルシウムの過剰摂取はNG!

カルシウムの過剰摂取が悪影響を与えるのは、なにも成長期の子犬だけではありません。

なんと、妊娠したママ犬がカルシウムを過剰摂取すると、生まれてきた子犬に胃捻転や急性胃拡張のリスクが高まるといわれています。

骨の強い子犬として生まれてきてほしいという、飼い主さんの親心が仇になってしまうなんて、なんともショックな話しですよね。

胃捻転や急性胃拡張は小型犬にも起こりますが、やはり圧倒的に多いのは大型犬。
そして悲しいことに、とても死亡率が高い病気なのです。

早期に発見しても20~30%、発見が遅れた場合は40~50%の死亡率といいますから、どれほど恐ろしいかは想像に難くありません。

この憎っくき胃捻転や急性胃拡張は胎児の頃だけでなく、成長期にカルシウムを過剰摂取した犬にも起きやすいといわれています。



正しい知識が愛犬の体を守ります

良かれと思ってカルシウムをたくさん摂取させたのに、それが愛犬の体を蝕んでしまったら、これほど辛いことはありませんよね。

カルシウムの過剰摂取によって骨格に悪影響がでてしまったら、完全に治すことはできないのです。

サプリメントは手軽に栄養補給できる便利なものですが、使い方を誤っては意味がありません。

総合栄養食のドッグフードは、基本的には何も混ぜる必要はありませんが、なにかを追加したいと考えたときは、まずは情報収集から始めることが大切です。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

当サイトがおすすめするドッグフード
目的別にドッグフードをご紹介しています。

特に食材の質などにこだわりがあるもの、実際に使ってよかったもののみを載せるようにしていますが、 良いといわれるものでも犬の体質によってはあわないことがあります。

お試し品が提供されているフードもありますので、まずはそちらからお試しするのが安心です。


グレインフリー・ドッグフードが良いと言われる理由をご存知ですか?

犬の健康を本当に考えたグレインフリー・ドッグフード選び

穀物は犬にとっては消化がしづらく、食性にはあわない食べ物です。 そんな穀物をできるだけ使わないフードのことを、グレインフリー・ドッグフードと呼びます。

食材の品質や無添加にこだわった製品が多く、 犬の安心・安全を真剣に考える飼い主さんにはこれ以上にないフードだといえるでしょう。

記事では、グレインフリー・ドッグフードの特徴や、おすすめの製品について解説しています。

非常に貴重!ドライタイプの馬肉ドッグフード

ドライフード派に!馬肉の高品質ドッグフード 「馬肉自然づくり」を試してみませんか

生馬肉ではなく、馬肉のドライフードがあれば・・という飼い主さん向けのフード。

ヒューマングレードの食材の使用や添加物不使用など、犬の飼い主さんに自信を持っておすすめできるフードです。

お試し品あり。


療法食は添加物が多い・・なんてお悩みの飼い主さんに

愛犬の療法食、満足していますか? お試し無料!7疾患をケアできる無添加ドッグフード「犬心」を試してみよう

市販の療法食には添加物が多く配合されており、愛犬に与えるのには抵抗がある飼い主さんも少なくはありません。

そんな方におすすめできるのが、「犬心」と呼ばれる無添加の療法食。

お試し品が提供されていますので、まずはそちらで試してみましょう。


犬の体に優しいローフード 生馬肉を与えてみませんか?

犬に生の馬肉? 実は犬の体にはとっても優しい食材(ローフード)なんです

馬肉は低脂肪、高タンパク、低カロリー、かつ犬の食性にもあう食材ですが、犬用生馬肉には粗悪なものも存在します。

記事では、犬に馬肉を与えるメリットと、「鮮度」「質」にこだわった犬用馬肉をご紹介しています。



関連記事


Copyright © 2016 - 犬ごはんナビ. All Rights Reserved.  (サイト概要